6C45n-E DC-DC シンプル小型真空管アンプ自作
DIY-Audio 6C45n-E DC-DC Single-Ended Simple Mini Tube Amplifier
6C45n-E build a simple tube amplifier
超シンプルな回路構成で真空管アンプが簡単に出来るらしいので、組み上げてみました。
・ケースは塗装済みを使用
・真空管B電源用に市販DC-DCコンバータを利用
(DC-DC Boost Converter 8-32V to 45-390V Step-up Booster Modul)
12V ACアダプター電源で動作させます。
超手抜き製作です。
2016.10.01
回路は之だけで、いたってシンプル
入力感度は低いようで場合によってはステップアップトランスを追加することも有るようです。
珠は倍ぐらい流せますがトランスが高価なものになりますので、チープに抑えてます。
今回の主な作業はケース加工となります。
Hammond1590S同等塗装済みケース使用
(110mm x 82.5mm x 44.5mm)
トランス取り付け足の内蔵のため1mmドリルとルーターで地道に加工します。
DCジャック取り付け位置がはじ過ぎてネジ止めできなくなってしまいました。
之は失敗例です。
取り付けネジ廻りだけ削ろうかとも思いましたがボンド止でごまかしてます。
トランスは一度分解してバンドを塗装し接続端子を下にして組み直し。
帯は上からカッティングシートを貼り付け。
見栄えと安全性が上がりますので、一手間かかりますがお勧めです。
ケースの厚みが有りますので、チョットずんぐりでかっこ悪いかな?
DC-DCからの発熱は有りませんが球の発熱的には良好です。
念のためDC-DC放熱器部のケース側面と下ケースに穴開けしております。
後は文字入れすれば完成です。
消費電力は12VスイッチングAC電源アダプター利用でAC100V 20W程となりました。
片チャンネル抵抗2本とケミコン1個で市販DC-DCモジュール利用ですからガラガラです。
珠によりばらつきが有るようでカソード電圧は
2.4~2.6V程となりました。
音質的には中域が細く感じます。
入力感度はやはり低いようでMP3プレーヤーなどとの接続ではフルボリュームでしょうか。
+Bラインに47μF追加してみました。
音質的に変わらないように思われます。
突入電流によるACアダプターのプロテクター動作も無く、DC-DCがソフトスタートとなっているのでしょうか。
(2016.10.22)
パーツリスト
DC-DCモジュール基板が久々に見たら700円程になっておりました。
とても太刀打ちできません。1,000円でも十分安いと思いますが・・・・もち送料込みですよ・・
6S45P-Eも同等管のようです。
製作費 計6,672円 | |||
6C45n-E | @600 | 1200 | |
トランス T-850 東栄変成器 (定格的に再検討要す) | @1167 |
2334 |
|
9P ソケット | @150 | 300 | |
SP端子 | 100 | ||
RCA | @60 | 120 | |
DCジャック | 60 | ||
ツマミ | 100 | ||
ロッカースイッチ | 60 | ||
50K A 2連 | 90 | ||
100Ω 1W | @21 | 42 | |
150Ω 1/4W | @6 | 12 | |
470μF 16V | @21 | 42 | |
ケース 1590S同等塗装済み 桜屋電機 | 1512 | ||
DC-DC 45-390V Boost Converter Module ebay |
700 |
||
ACアダプター 12V5A | |||
配線材 | |||
ゴム足 | |||
2016.10.02
*外部資料に頼りトランス定格に誤りが有りました。
東栄変成器に問い合わせましたところT-850提案直流電流は20mAとのことです。
現状では発熱等の異常はみられませんが推奨はT-1200(25mA)以上でしょうか。
(2016.12.19)
低域はT-850トランスなりとして思ったほどには悪くありませんでした。
2016.10.20
YAMAHA NS-10MMTと並べてみました。
効率の良いスピーカーでは有りませんが私的には十分にドライブしています。
(2016.11.03)
残念ながら6C45 入手困難、互換球も高額とのことです。
(2019.05.19)