1626 DC-DCシングルアンプ

1626(VT-137) DC-DC シングルミニアンプ製作

DIY-Audio 1626 (VT-137) Single-Ended (SE) mini Tube Amp

GT管でトランスは東栄変成器T-1200と決めていたのですが1626 + 6N2P とするか 6P3S+6N2P で暫く悩んでおりました。

1626(VT-137)G管がやはり形が良く、気になるので、此方を先に仕上げることとします。

6N2Pはシールド板が間に入っているので、一度使用してみたかったので、新たに入手してみました。

何より安価なのがポイントです。

本当の所はコンパクトロンが一押しですが、之を仕上げて結果が出てからです。

真空管B電源は市販DC-DCコンバータモジュール（DC-DC Boost Converter 8-32V to 45-390V Step-up Booster Modul）を使用し、ヒーター共に12V ACアダプター電源で動作させます。

ケースはタカチ YM-150 + MB-2 として小型化は特に意識せずにバランス良くまとまるように考えました。

＊実際には見栄えの問題で、MT管９ピンソケットはこの写真より１８０度回転して取り付けました。

背面にDC-DCコンバータの放熱板を出してみましたが、今回もこの放熱器が温まる温度とはなりませんので、気持ちの問題です。

スピーカー端子はトランスケース(MB-2)側に配置します。

(2016.02.22)

1626(VT-137)シングルアンプ回路図

・12V ACアダプター使用

・6N2Pヒーター6.3V用にMP1584EN 3A DC-DC Converterを使用

・アウトプットトランスは製作費を抑え、東栄変成器T-1200（DC 25mA)を使用

＋B電源はモジュールユニットを使用し、10μFを追加致しましたので、+Bラインのケミコンは

モジュールユニット内の10μFとラグ板に追加した10μFとなります。

6N2P廻りがごちゃごちゃしてますが、余裕のケースで組み上げましたので、内部はガラガラです。

6N2Pプレート抵抗が1626に配線されていますが、空き端子の利用となります。

消費電力はAC100Vで23W程でした。

(2017.03.12)

6N2Pヒーターの為に小型のDC-DCコンバーターを使用しておりますが不良となった場合、電源電圧がそのまま加わる可能性も有りますので、過電圧保護として効果が薄いかもしれませんんが6.8V位のツェナーダイオードとヒューズを6.3Vラインに入れておくと良いかもしれません。

発熱を気にしないようであればシリーズ電源の方が信頼性は有るかと思われます。

又は２本使いで方ユニットだけ使用し（ヒーターを直列に接続）、将来的にSRPP回路に改造も良いかもしれません。

(2019.01.27)

6.3Vヒーター用として定電流調整のできるCC/CV Module も検討中。

LM2596はPFMともPWMとも記述無く、間欠動作だとすればノイズ混入の可能性も有り。

XL4015モジュールはPWM なので、こちらの方が安心か。

(2019.01.31)

制作費概算　１万円＋ACアダプター

基本、一万円で真空管アンプ製作なのですが、ちょっとオヤジのお小遣い１万円超えしました。

ACアダプターは使い廻しですから誤差にしましょう。

他、配線材等

6P3S+6N2P シングルアンプ回路図のみ掲載しておきます。

＊実際には組んでおりません。

　一万円でGT管アンプ制作のためトランスをT-1200とし製作費を抑えております。

　球代が1626より安価ですので、ACアダプター込でクリアー出来るはずです。

(2017.05.06)

T-1200　2052円　となっております。

(2019.01.26)